要件を満たす改修工事を行った場合、最大20万円、所得税の控除を受けられます。
<対象工事>
1、次のいずれかに該当する工事
①通路等の拡幅 ②階段の勾配の緩和 ③浴室改良 ④便所改良 ⑤手すりの取付 ⑥段差解消 ⑦出入口の戸の改良 ⑧滑りにくい床材料への取替え
2、標準工事費用から補助金等を控除した額が50万円超(税込)であること
3、居住部分の工事費が改修工事全体の費用の1/2以上であること(併用住宅の場合)
<住宅要件>
1、次の1~4のいずれかが自ら所有し、居住する住宅
2、50歳以上の者 2、要介護又は要支援の認定を受けている者 3、障がい者 4、65歳以上の親族と同居している者
3、床面積の1/2以上が居住用であること(併用住宅の場合)
4、改修工事完了後6ヶ月以内に入居すること
5、改修工事後の床面積が50㎡以上あること
◆あわせて行う「耐震」や「省エネ」「同居対応」リフォーム工事についても控除が受けられます。
◆リフォームのためにローンの借入れがある場合、
・償還期間5年以上では、最大25万円+(その他の改修工事費用の年末ローン残高×1%)を5年間にわたり所得税から控除されます。(=ローン型減税)
・償還期間10年以上では、年末のローン残高から補助金等を差し引いた1%を10年間
にわたり所得税から控除されます。(=住宅ローン減税)
さらに、工事完了後3ヶ月以内に所在する市区町村へ申告すると、翌年の固定資産税の1/3が減額されます。※バリアフリーと省エネ改修は合算(2/3減額)できます。
↓国交省HP
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000027.html